整形外科

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体の痛みでお困りではありませんか?

整形外科では、体の運動器(骨、筋肉、靭帯、関節など体の運動に関わる部位)の痛みや動作障害を扱います。幅広い分野の疾患を3人の常勤医で幅広く診療しています。また、当科ではスポーツ専門医による上肢スポーツ障害や、手の外科、膝関節の専門医も非常勤医師の診察のもとで診断、治療が可能となっています。
2024年6月からは、肩関節・肘関節の障害、肩・肘スポーツ障害を診療する「上肢スポーツ外来」を開始しました。

外来での丁寧な診察、エコーやMRIなどの侵襲の少ない画像検査などを行いながら運動器に起こる痛みに原因を突き止めていきます。
治療には、鎮痛薬、リハビリテーション(運動・物理療法)、注射(関節内注射、トリガーポイント、神経ブロック)などの保存療法と、手術療法があります。治療の中でもリハビリが大きな役割を担っており、当院では理学療法士12名、作業療法士2名による疾患に応じたリハビリを行っています。
まず原因に合わせた保存療法を行い、改善しない場合や、外傷など早期に手術が必要となる病状の時に手術療法をおこないます。

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診療対象

・外傷(打撲・捻挫・靭帯損傷・脱臼・骨折など)
・腱鞘炎、靭帯炎、関節炎などの炎症性疾患
・アキレス腱のけが、肉離れ
・手足の変形、しびれ、痛み、関節の腫れ
・脊椎疾患(腰痛・腰椎椎間板ヘルニア・坐骨神経痛・ぎっくり腰・頚椎症)
・膝痛、変形性膝関節症、半月板損傷・十字靭帯損傷など膝のスポーツ障害
・股関節痛、変形性股関節症
・肩痛、五十肩・肩関節周囲炎・腱板損傷、変形性肩関節症、肩スポーツ障害
・皮下軟部腫瘍・ガングリオン・粉瘤
・骨粗鬆症

手術療法

幅広い外傷、骨折や脱臼などに対しての手術を行っています。可能な限り小さい切開で体への負担が小さくなる手術を行うように心がけています。

リハビリでも改善しない関節内病変に対しては、原則として関節鏡を使用した 鏡視下手術を行っています。内視鏡や鉗子などを挿入するための1cm程度の小さなキズを数か所作るだけで手術が可能であり、"体への負担が小さくて済む" "復帰が早くなる" "痛みが少ない"などのメリットがあります。
当院では最新の関節鏡を導入しており、精緻なモニターを使用しながら精度の高い手術が可能となっています。
主に肩関節、膝関節、肘関節に対して使用しています。

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変形性関節症などのいわゆる"関節軟骨のすり減り"による強い関節の痛みに対しては人工関節置換術(股・膝)を行っています。また広範囲腱板断裂(重症の肩腱板断裂)により肩が挙げられなくなった患者さまについては2014年より日本で使用可能となったリバース型人工肩関節置換術も当院で行うことが可能です。

担当医師

整形外科科長:岡野 永求(おかの えいきゅう)

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卒業年 滋賀医科大学 平成6年卒
所属学会等 日本整形外科学会整形外科専門医、日本リハビリテーション医学会

整形外科副部長:米田 真悟(よねた しんご)

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卒業年 滋賀医科大学 平成19年卒
所属学会等 日本整形外科学会専門医、日本整形外科学会認定スポーツ医、日本肩関節学会、日本スポーツ医学会、日本骨折治療学会

専攻医

神戸大学 平成31年卒:井口 和総(いぐち かずさ)

非常勤医師

熊谷 康祐(くまがい こうすけ)
卒業年 滋賀医科大学 平成14年卒