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診療内容
総合診療科では、救急、初診外来などで症状の原因がまだ分かっておらず、どの専門診療科への受診が適切か判断しかねるような患者さんの初期診療を担当しています。
特に80歳台後半~90歳台の高齢者で多くの病気をもつような患者さんの治療を個々の生活背景、活動性、生活能力にあわせた治療方法を専門科と相談します。
また病状回復後も、入院前の居所へ戻れるよう助力します。入院加療中に活動度が低下するなどで新規に施設入所、転院療養が必要な場合はそのお手伝いをさせていただきます。
対象となる主な病態
不明熱
発熱は主訴の多くを占めますが、必ずしも病態がすぐに判明しにくいことも多くあります。
感染症、膠原病、腫瘍、アレルギー、その他の原因を特定して必要な専門診療につなげる努力しています。
高齢、ADL低下などが背景にある脱水、その他の状態不良
救急受診患者さんの半数近くが80歳以上の高齢者で、90歳台の割合も年々高くなっています。
一見単純な病態であるものの、原因は種々あり特定の専門科による加療が必要か判断できるまでの初期診療を行います。
特に複数の病気が併存しているような患者さんも多く、各疾患の重要性、予後などを考慮して適切な治療、療養方針の検討をさせていただきます。
原因不明の食思低下、衰弱
食思低下、体重減少、倦怠感など漠然とした症状で来院される方もおられます。必ずしも胃腸の不調とも限らないので、種々の病因を検討するため総合診療科でまず診させていただくことが多くあります。
めまい、ふらつき
めまいは救急や一般初診外来に来られる患者さんの症状として多いものの一つです。原因として種々の病態(脳血管障害、循環器疾患、貧血、耳鼻科疾患、感染症、内分泌疾患など)があり得るので注意深い鑑別が必要です。
総合診療科部長:野本 尚(のもと たかし)
卒業年 | 京都大学 平成6年卒 |
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所属学会等 | 日本内科学会認定内科医、日本内科学会認定総合内科専門医、日本動脈硬化学会 |