脳神経外科

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診療内容

脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの脳卒中、頭部外傷、慢性硬膜下血腫、脳腫瘍(髄膜腫、神経鞘腫など)や、三叉神経痛、顔面けいれんなどの機能性疾患、正常圧水頭症、脊髄疾患などを扱います。

頭痛、めまい、麻痺、筋力低下、しびれ、歩行障害、物忘れ、失語症などの症状のある方が、対象となることが多いです。

特色

本年8月1日より開設した新しい科です。地域のニーズに合った医療を展開したいと考えています。
高齢化社会を背景に増えている脳疾患に対して、外科的対応を行います。
脳卒中、頭部外傷の救急患者の受け入れは、日勤帯を中心に行ないます。
体制が整い次第、夜間についても受け入れたいと考えております。
脳神経外科で主に扱う脳卒中には、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血がありますが、当院では初期治療から、手術治療、リハビリテーションを行います。血管内治療が必要な場合は、適切な治療のできる施設へ紹介することがあります。
頭部外傷については、意識障害や、神経症状を呈する場合、頭部 CT で異常を認める際は、経過観察のため、入院加療を行います。軽傷の場合でも数週間以降に慢性硬膜下血腫に移行することがあり、入院、手術治療を行うことがあります。
その他の疾患では、脳腫瘍での摘出術、三叉神経痛、顔面けいれんなどの機能性疾患に対する微小血管減圧術、正常圧水頭症に対する脳室腹腔短絡術などの手術治療を行います。
頭痛、めまいを訴える患者さんには、的確な診断を行い、投薬治療を行います。
てんかんや認知症の患者さんは、脳神経内科の先生と相談し、加療を行います。
脊髄疾患についても、手術が必要な患者には入院加療を行います。

当院で行える検査 
  • CT, MRI, 脳血管撮影、脳波、ABR
当院で行える手術
  • 脳動脈瘤クリッピング術、脳腫瘍摘出術、脳内血腫除去術、
  • 頚動脈内膜剥離術(CEA)STA-MCA 吻合術、微小血管減圧術、水頭症手術
  • 慢性硬膜下血腫 穿頭洗浄術
  • 頚椎椎弓形成術、脊髄腫瘍摘出術

担当医師

脳神経外科科長:上村 喜彦(うえむら よしひこ)

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卒業年 京都大学 昭和56年卒業
所属学会等

日本脳神経外科学会専門医、日本脳卒中学会専門医、日本脳卒中外科学会、日本脳神経外科救急学会