スキンケアで褥瘡を予防
すっかり秋になり、朝晩が冷え込み出しました。
空気が乾燥するこれからの季節は、お肌も乾燥しがちです。
寒さが増して暖房のお世話になる頃にはさらに湿度が下がり、お手入れをちょっと怠ると、乾燥した肌、ドライスキンの状態になります。
特に高齢者はドライスキンになりやすいので、より注意が必要です。それは肌のうるおいを維持し、肌を守るバリア機能の役割を果たす皮脂の分泌が、老化により減少するからです。ドライスキンとなった皮膚は脆弱化し、摩擦されると剥がれやすくなっています。皮膚再生能力の低下した高齢者の皮膚は、一度傷つくとなかなか治癒しません。
ドライスキンの状態の時には『清潔にし、保湿する』
このとき、清潔にしたいからと、やたらに擦らないこと。皮膚を優しく洗浄し、保湿剤を皮膚に塗る。
保湿=バリア。保湿をして、バリア機能を高める。毎日きちんと塗るのであれば、高い医療用でなくても、市販の保湿クリームでも効果は期待できるそうです。
これからの季節は特に、皮膚の乾燥にも注目して、褥瘡予防に努めたいですね。
褥瘡委員 看護師:松本 美希子
- 2015年10月21日(水)
面談室ができました
心リハ室では、リハビリだけでなく様々な職種が患者指導などで関わっています。
これまで、心リハ室には患者さんとゆっくり話ができるスペースがなく、特に外来の患者さんと面談する際には、リハビリを行っている人たちが往来する中で行っていて、お互いに落ち着かない環境でした。
部屋の片隅ではありますが、患者さんがリラックスして話ができる環境づくりをしていきたいと思います。
心臓リハビリ室 看護師長:原谷こずえ
- 2015年10月07日(水)
病院からの景色
当院は府道736号線から京都向き右手にちょっと自転車ではしんどいかなという坂を上ったところにあります。
なので3・4階の病棟からは枚方市が一望でき、すぐ近くの王仁公園の桜や木々の色づきなど四季折々の景色を楽しむことができます。
わたしがとくにおすすめなのは夕焼けです。
病棟の西向きの窓からはもちろん救急入口付近からもきれいな夕焼けをみることができるんです。
仕事終わりにきれいな夕焼けを見るととても癒され、「よし!明日もがんばろう!」という気持ちになれます。
来院された際は、景色も楽しんでくださいね。
緩和ケア委員 看護師:甲斐 千秋
- 2015年10月05日(月)
認知症について思う事
先日、「妻の病」というヒューマンドキュメンタリー映画を見てきました。
一人の小児科医の妻がレビー小体型認知症を患い、その妻との10年間の生活を綴ったものでした。自分の家族が認知症を患ったとき、果たして自分の生活の一部として受け入れられるのか、とても考えさせられる映画でした。
認知症と言っても、その背景にある疾患を知ることも大切ですね。
認知症のなかでもアルツハイマー型認知症が70%、レビー小体型認知症が20%
脳血管性のものが15%と言われています。適切な治療を受けることで、進行を遅らせることもできますので、早めの受診をお勧めします。
認知症の方には、大きな声や早口の言葉は騒音・不快なものとして拒絶になります。
私たちは、恐い人にならないように患者さんに向き合っていく必要があると思っています。
家族さんの関わり方としても、大変ですが何度も同じことを言っても、怒らず繰り返し聞いてあげてください。
4階東病棟看護師:下園節子
- 2015年09月30日(水)
今年度の実地指導者になりました!
2東病棟の小谷です。
今年度、私は一年生の指導担当である実地指導者という係をしています。
今月から後輩が夜勤業務に入りました。
日勤とは違う仕事内容で、また夜の病院でドキドキしている様子です。
そんな後輩をみて、自分も夜勤入りたてのころは慣れない業務、時間、環境で緊張していたな~と思い出したりもしました。
また、夜勤フォローとして後輩のフォローについて、できていなかったことがたくさんできるようになっており、後輩の成長を感じています。
2東病棟看護師:小谷 小百合
- 2015年09月29日(火)
第16回 京橋循環器メディカルスタッフ勉強会
その名のとおり、京橋でいろんな病院の医師や看護師、臨床工学技師など様々職種の人たちが集まって、日頃の取り組みを発表します。今回は4演題でした。当院からは外来の石川さんが「アウトプット型研修による知識定着の効果」を発表していました。もう嫌やと言いつつ、何度も練習して、本番に臨んだので、パワーポイントも、発表仕方も完璧でした。発表のあとは懇親会で美味しいご飯。おつかれさまでした。
感染管理認定看護師 薮内晃子
- 2015年09月28日(月)