ほほえみ通信(2015年)

移動図書を始めました

移動図書を始めました01

91日から毎週火曜日、ボランティアのみなさんによる移動図書を始めました。

本は地域のみなさんや職員の寄贈によるものです。

制限された入院生活の中で少しでも患者さんの楽しみになればと思っています。

看護部長室 畑幸枝

  • 2015年09月25日(金)

退院支援委員会

退院支援委員会01

915日に地域のケアマネージャーさん達を対象に当院で勉強会を行い、150名近くの方々が参加して下さいました。

当院の院長、看護部長、医療連携室部長、看護師などから、病院の歴史~現在、退院支援委員会が取り組んでいることなどを、事例として取り上げてお話しされていました。

今後、地域の方々と深く関わって行くために、定期的に勉強会を開催する予定です。

この場で顔見知りになり、気軽にお話しや相談できる関係を築きあげていきたいです。

2階西看護師:寺本悦子

  • 2015年09月25日(金)

新人看護師

新人看護師01

2階西病棟には、3名の新人看護師が入職してくれました。

毎日忙しい業務の中、一生懸命頑張ってくれています。

私は今年の4月から実地指導を担当させていただいています。

「指導」という言葉に、「自分にできるのかな...」と不安を感じていましたが、

新人さんとじっくり関わる中で、新人さんから学ぶこともたくさんあり、とても貴重な経験をさせていただいています。

私自身も、1年間を通して新人さんと一緒に成長していきたいと思います。

日々大変な事、辛い事もたくさんありますが、これからも一緒に頑張っていきましょうね。

2階西病棟 看護師:本田 ゆき

  • 2015年09月24日(木)

孤食による影響

孤食による影響01

最近 物騒な事件が多いですよね。

「なんでこんな事件が起きるのかなあ?」同じ病棟のスタッフや家族とニュースを見るたびにそんな話をしています。

生活スタイルの多様化、外食産業の発達など、便利さの反面、一緒に食事をとる家族の団らんが減り、「こしょく」が社会問題になっています。

「孤食」「個食」「小食」「粉食」「固食」「濃食」これらを「こしょく」と読むそうです。意味はいろいろ異なりますが、好き嫌いを注意してくれる人がいないので、好きな物ばかり食べる傾向になり、栄養が偏るだけでなく、コミュニケーションの欠如から、社会性や協調性のない人間に育ってしまう恐れがあるといわれています。
物騒な事件の背景の遠因には孤食がもたらす「共感が欠如した社会」があるようです。

'09.11.30.朝日新聞に霊長類研究者・山極寿一氏が以下のようなことを述べていました「会食」は人間以外の霊長類には決して見られない。
注視が威嚇を意味するサルの世界でも顔を合わせての食事はありえない。

核家族化やスマホ、コンビニなどの発達により昨今の食事は、互いに視線を合わせないようにして食べるサルに似てきているような気がする。これでは共感の能力は育たない。

共感の欠如は、自分だけが満足できる世界にこもろうとし、自分を評価しない社会への恨みとなって暴力を醸成する。

それぞれの文化には決った食事の作り方や作法があり、世代や地域によって変化する。それを身体で感じ取りながら、自分を制し仲間に合わせる楽しさを味わうことが、共感を育む。会食の持つ意味は大きいとしています。

食事は本来、ただ空腹を満たすだけでなく、人と人とを結びつけ、団欒を通じて食べ物への感謝の気持ちや、他者への思いやりの気持ちを育む場としてとても大切な役割を担ってきました。今まで当たり前にできていたことが難しい世の中になってきましたが、健全な社会を取り戻すためにも私たち大人が、親ができることを精一杯やっていかなければいけないですね。

NST委員 辻 由紀江

  • 2015年09月11日(金)

異動して半年

異動して半年01

出産を機にしばらく非常勤や外来勤務をしておりましたが、この4月から病棟に異動になりました。

久しぶりに病棟勤務してみて、目まぐるしい医療の進歩を感じております。

本当に素晴らしい進歩をしていると実感してはいるものの、ある程度の年齢をいった私にはついていくだけで必死です(~_~;)

夜勤明けの体力回復にも時間がかかるようになったし、覚えは悪くなるし、家庭と仕事の両立って大変だし・・・( *´艸`)

病棟の看護師さんたちは同世代から1周り若い人までいますが、どの人も親しみやすくて看護師力が高いです。もっと、看護師として人間として成長せなあかんな、と良い刺激を受けております。これからもよろしくお願いします。

2階西病棟 看護師:小土橋 美希

  • 2015年09月08日(火)

緩和ケア委員の関本です。

緩和ケア委員の関本です。01

テレビを賑わしていた高校野球がおわり、過ぎゆく夏を感じる今日この頃です。

春夏秋冬という四季を夏至や秋分ちさらに細かくわけたものに「二十四節季」というものがあります。

今はそれで表すと「処暑」となるそうです。熱さは落ち着きを見せ、日中はまだその名残があるものの、朝晩には風の涼しさを感じる人もおおいのではないでしょうか。

病院の周辺はお隣に王仁公園があり、自然に恵まれた地域です。病院へいく道中でも自然の移り変わりを感じることができます。うるさいくらいに鳴いていたセミは鳴りを潜め、草むらからは秋の虫の音もちらほらと聞こえてくるようになりました。秋の七草である萩の花ももう少ししたら咲き始めるでしょう。

入院中の患者さんにはテレビ以外に季節の変化を感じることが少ない方もいます。季節の移り変わりを感じることはその人らしく生きていくことの一つだと思います。日々の会話の中でそうしたこともお伝えできればとおもいます。

4階東病棟 看護師:関本 裕美子

  • 2015年09月07日(月)