初期臨床研修について

研修プログラムの特徴

パンフレット

イメージ的にご覧になりたい方はパンフレットも併せてご活用ください。
初期研修医パンフレット

たすきがけプログラム

京都大学・徳島大学からのたすきがけ研修を受け入れています。現在基幹型研修医は4名ですが、たすきがけ研修医を含めると計6人の研修医がローテートしてくれており、とてもにぎやかです。たすきがけ研修の​内容・期間については各大学研修センターにお問い合わせ下さい。

​研修プログラムの特色

豊富な症例と手技

各診療科にまわる研修の数は1名であり、豊富な症例をあびるように体験することができます。またCV挿入やトロッカー挿入など、各科必須の手技も豊富に経験することができます。

内科系救急・集中治療

対応可能な内科系救急は原則全例受け入れており、2021年度の救急車搬送件数は3854件でした。インフルエンザや胃腸炎などのcommon diseaseから、心筋梗塞・敗血症・急性腹症など重症救急疾患まで、幅広く学ぶことができます。

​急性期から慢性期まで

当院は急性期病院でありながら、回復期、退院後フォローまで一貫して患者様によりそうことができる病院です。「急性期のみ診て終わり」ではなく、退院後の患者様の生活まで考え、広い視点で治療を選択できる医者になれることを目標にしています。

メンター(指導医)制度

研修医一人に対して、二人のメンター(指導医)が専属でつきます。臨床の疑問をメンターに気軽に相談できる環境があることで、基本的臨床能力(知識、技能、情報収集力、判断能力)を磨くことができます。

プログラム・研修医手帳

研修プログラム(PDF)
研修医手帳(PDF)

ローテート科と期間

当院では各科目の研修期間として以下のように設定しています。

必修科目

内科* 24週、 救急 12週、 外科* 8週、  小児科 4週、 精神科 4週

*内科(循環器内科、内分泌代謝内科、腎臓内科、呼吸器内科、消化器内科、血液内科、総合内科、神経内科)
*外科(消化器外科、呼吸器外科、心臓血管外科、整形外科)

必修科目

地域医療 4週、産婦人科 4週

選択科目

次の科目から選択し、合計44週

麻酔科、総合診療科、内科(一般内科・消化器内科・循環器内科・血液内科・呼吸器内科・内分泌代謝内科・神経内科・腎臓内科)、消化器外科、呼吸器外科、小児科、皮膚科

到達目標

  1. 1患者さんに対する適切な接し方​を身につける
  2. 2周囲との良好なcommunication能力を身につける。
  3. 3目の前で困っている人に何かしようというマインドを持つ。
  4. 4Common diseaseの基本検査、治療の流れを理解し、実際に行える。
  5. 5BLS・ICLS・PTLSを習得する。