ごあいさつ

センター長挨拶

皆さんが思い描く、10年後の自分はどんな医師ですか?

高齢化社会が進行し続ける今、私達に必要なことは、「全人医療・人を診るこころ」です。
人は臓器の集まりですが、臓器の専門家を集めただけでは良い治療はできません。
患者さんの身体、思想、生活背景・・・その人全体をみるバランスのとれた医師が必要です。
HOW TOだけでなく、こころ(HEARTとMIND)を大事にする。
目の前で困っている患者さんがいたら、声をかけ、自分のできることを努力する、そんな医師の育成に力を注いでいます。
地域の病院や患者さんに還元できるものは、臨床だけではありません。
疾患の疫学や生活背景を知り、地域へ情報を還元することも大切です。
5年後、10年後も新しい目標を追いかけて前進していきたい皆さん、急性期~慢性期まで、患者さんと近い距離で医療を学びたい皆さん、
枚方公済病院に集まりましょう!!

指導者より

おもてなし精神を大事にしており、指導医とコミュニケーションを取りながら、楽しく指導を受けて頂けると思います。
一例として、救急外来研修では、指導医と共に問診・身体診察・検査・アセスメントを行い、知識や手技は勿論のこと、私達が患者さんのためにできる医療は何かを考え、個々の患者様ごとにディスカッションを繰り返します。​
研修医向けモーニングレクチャー、画像カンファレンス、症例カンファレンスと勉強会も豊富ですよ。
ご希望があれば訪問診療見学にもご案内します。​
地域医療にどっぷりつかって、私たちと一緒に、楽しみながら勉強してみませんか!?
生涯楽しみながら医師を続けることのできる、マインドを学んでいただければと思います。

初期臨床研修教育担当 山邉裕子