倫理委員会

枚方公済病院における医療行為、医学研究および医学教育において、倫理的、社会的観点から高度な検討を要する事項についての審査および調査・監視を行うために倫理委員会を設置しています。

医療行為および医学的研究行為が十分な倫理的配慮のもとに行われるために、広く審議検討され、慎重な実行決定の判断がなされることを目的としています。その判断基準は、世界医師会が採択したジュネーブ宣言(1948年)およびヘルシンキ宣言(1964年採択、1975年東京総会修正、1996年南アフリカ共和国サマーセットウエスト第48回総会修正、2000年エジンバラ総会修正)であります。

研究情報の公開について(オプトアウト)

通常、臨床研究を実施する際には、文書もしくは口頭で説明・同意を行い、実施します。
臨床研究のうち、患者への侵襲や介入がなく、診療情報等の情報のみを用いる研究や、余った検体のみを用いる研究は、国が定めた指針(『人を対象とする医学系研究に関する倫理指針』)に基づき、対象となる全員の方から個別に、直接同意を得ることはしておりません。研究に関する情報を公開し、さらに拒否の機会を保障するようにしております。これを「オプトアウト」と言います。

オプトアウトを行っている臨床研究は下記の通りです。研究への協力を希望されない場合は、下記文書内に記載されている各研究の担当者までお知らせください。

オプトアウト資料

カテーテルアブレーション全国症例登録研究[J-AB 2022](No.2023-011) No.2023-011
歯科口腔外科手術関連クリニカルパス変更による術後抗菌薬の適正使用の推進とその効果(No.2023-013) No.2023-013
白内障手術のクリニカルパスの変更が抗菌薬適正使用と術後眼内炎発生率に及ぼす影響(No.2023-006) No.2023-006
心不全患者に対するサクビトリルバルサルタン導入時の用法容量に影響する因子の解析(No.2023-001) No.2023-001
大腸がん周術期におけるリハビリテーション栄養の効果について No.2022-015
抗菌薬適正使用支援プログラム開始後における介入内容の変遷に対するテキストマイニングを用いた解析 No.2022-009
当院における膀胱癌の経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)の臨床アウトカムに影響を与える因子の検討 No.2022-007
80歳以上の高齢者胃癌に対する腹腔鏡下胃切除術の短期成績の検討 No.2021-011
急性胆嚢炎に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術 No.2021-010
枚方公済病院におけるDOPPOプロジェクトの有効性に関する前向き観察研究 No.2021-007
急性心不全患者における入院中の食事摂取量に対する実態調査及び関連する因子の検討 No.2021-005
蛋白尿検査支援プロトコールによる抗VEGF抗体薬治療への影響 No.2020-036
心臓血管術後患者の術後食事摂取量の実態調査及び術後食事量低下の因子の検討 No.2020-029

うっ血性心不全患者における、鎮静と絶食期間の短縮に対する
High-Flow Nasal Cannula Oxygen Therapy(HFNC)の有効性についての検討

No.2020-025
非代償性うっ血性心不全におけるフェンタニル静注薬の安全性と有効性の検討 No.2020-024
白内障手術のクリニカルパス変更による抗菌薬適正使用への影響と薬剤費削減効果 No.2020-018
COVID19に対するトシリズマブの有効性および安全性 No.2020-017
心不全患者に対するレインボー手帳を用いた治療に関する臨床研究 No.2020-013
イヤホン型嚥下センサを用いた嚥下機能評価の研究 No.2020-009
地域在住呼吸器患者におけるCOVID-19パンデミック時の状況調査 No.2020-007
尿路上皮がんに対する免疫チェックポイント阻害薬治療の他施設共同観察研究 No.2019-004