災害対策委員会

当院では、災害時における職員の行動指針となる「災害防災対策マニュアル」を定期的に見直し、随時、内容の修正・整備を実施しています。また防災訓練(消防訓練)を毎年2回実施し、災害時医療訓練も実施しています。また、他病院での訓練に積極的に参加するなど、職員の災害対策意識を高めるように努めています。

主な活動

  • 災害対策マニュアルの整備・更新
  • 職員に対する災害を想定した定期的な教育(講演会など)や訓練
  • 災害対策用備品の管理、定期的な見直し
  • その他 他施設での研修・訓練参加等

活動状況

平成27年 6月 第1回  災害医療訓練
平成28年11月 第2回  災害医療訓練
平成29年 6月 第3回  情報伝達シミュレーション訓練(カルテの動きなど情報伝達に特化した訓練)
令和元年10月 第4回  災害医療訓練(枚方市合同訓練)

災害対策講演会を行いました

神戸百年記念病院より水谷和郎先生をお招きし、『災害時の医療とトリアージの現実 ~阪神淡路大震災から21年~』と題し、講演会を行いました。 水谷先生は、平成7年1月17日に発生した阪神淡路大震災の際、被害の大きかった地域の病院で当直勤務されており、当時撮影された映像と水谷先生のお話に「災害」についてあらためて考える良い機会となりました。 講演を通して、実際の災害現場では"いつも通りの医療"を行うことが如何に困難であり、実際に災害が起こった時、"いつも通り"に動くためにはどうすれば良いのか。常に頭の片隅においておくことが必要だと感じました。 講演後の職員アンケートの中で、最も多かったワードは「訓練」でした。 当院でも、6月に初めての災害医療訓練を行いました。訓練を行ったことで、今後の課題も明確になってきました。そんな中、今回の講演会を行い、水谷先生のお話しを聞いたことで、また新たな課題が見えてきたように感じます。 当委員会でも災害対策マニュアルの更なる見直しおよび整備、災害時を想定した訓練の実施を重ね、万が一の時に動ける枚方公済病院に成長していきたいと思います。