院長あいさつ

病院長 木村 剛
 令和7年も病院にとって非常に厳しい年でした。物価上昇や賃上げに対応出来ない診療報酬が多くの病院の経営を苦しめており、令和8年度の診療報酬改訂が病院に対して優しいものであることを切に願いますが、我々は自らの努力で生き残りを計らなければなりません。支出削減、医療DXによる業務効率化などの経営努力は勿論必要なのですが、病院が生き残る鍵はそこにはないと考えます。生き残りのために最も重要なことは、「地域にとってなくてはならない病院」として存在感を高めることだと考えます。枚方公済病院は重症救急患者の受け入れなどで、現在でも「地域にとってなくてはならない病院」であると自負しておりますが、それでもまだまだ発展途上の病院です。我々は「生き残る」というだけではなく、将来の発展を目指してこの経営危機を乗り切らなければならないと考えています。
職員には、今後、目指すべき病院の姿として、「良質の医療」、「受診しやすく紹介しやすい病院」、「地域の総合病院として出来ない診療を減らす」ことを掲げております。昨年度は悪性腫瘍の手術件数が300例ほどとなり、今年度は大阪府がん診療拠点病院の申請を予定しております。また昨年3月から新棟の工事が始まっております。老朽化した3号館病棟、透析室、リハビリ室、医局、厨房などが新しくなります。新棟が竣工する令和9年秋には診療体制も整えて、文字通り「地域にとってなくてはならない病院」として機能させたいと願っております。本年も職員一丸となって頑張りますので、宜しくお願い申し上げます。
 

令和8年1月1日 病院長 木村 剛