ほほえみ通信（2021年）

最近はようやく涼しくなり、秋の気配を感じるようになりましたね。しかし９月は季節の変わり目で身体の不調が出やすい時期でもあります。またコロナ禍ということもあり、しっかりと体調を整えておきたいですね。順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生の本の中で、深呼吸すれば血流がアップし免疫細胞を活性化させることができると書かれています。鼻から３～４秒かけて息を吸い、口をすぼめ６～８秒くらいかけて、できるだけゆっくり長く口から息を吐く。この呼吸法を1日に1回、3分間行うと、自律神経のバランスが整い免疫力も上がってくるそうです。簡単でいつでもできるこの呼吸法を取り入れて、コロナに負けない体づくりを目指しましょう。

こんにちは。看護師2年目になり、あたふたしながら過ごしていたら、あっという間に月日が経ちました。
そんな私のストレス発散方法は、食べることが大好きなのでカフェ巡りで甘いものを堪能することなのですが、連日の雨やコロナ禍で思うように出掛けることが出来ず、モヤモヤしながら過ごす日々が続いています。私の家には犬が2匹いるのですが、そんな中でも「お散歩に連れていって！」と飛び蹴りされながらアピールされます。土砂降りの中、ずぶ濡れになりながらお散歩に行っています。嬉しそうに尻尾を振りながらルンルンにお散歩している様子を見ていると雨でもついつい連れていってしまいますね。私も犬2匹を見習って何でも楽しむ子供の気持ちを思い出そうと思います。皆さんのおうち時間の楽しみ方を教えてもらえれば嬉しいです。

2西小路

体験研修での映像は認知症の方の経験をもとに作られたものです。実際にVRを通して症状を体験し、その後「本人の視点に立った時に何を感じ、何を思ったか」「認知症の方の取り巻く環境をどのように変え、どのように対応すれば良いか」を話し合いました。今回の研修を通して、認知症の方を取り巻く周囲の理解やコミュニケーションによって変化することを学びました。今回の体験を臨床の現場で生かし、認知症ケアの質向上に努めたいと思っています。

看護師として、いろいろな領域を経験して参りましたが、私が考えるに、看護学と栄養学は非常に近しい学問と感じています。中国では医療と食の源流は同じとする「医食同源」という言葉もあるそうで、医より派生する看護ですから、私の主張をご納得いただけるのではないかと思います。漢方で知られる大建中湯ですが、中身は乾燥した生姜と人参、山椒ですね。この薬はほとんど食べ物です。普段の食事も薬と思い、慎重に選び健康を作っていかなくてはなりませんね。

先日、『新人フォローアップ研修』を行いました。講義の後、グループワークで「自信を持ってできるようになったこと、不安や悩み、今後どのような看護を実践していきたいか」などを話し合いました。新人さん達は活発に意見交換をし、前向きなコメントがたくさん出ており、成長ぶりをうれしく思いました。これからも、切磋琢磨し頑張ってもらいたいです。

紫外線は夏に強く、冬には弱くなります。これは紫外線が大気層を通過する距離と関係があります。例えば夏至の頃は、紫外線が大気層を通過する距離が短いため、強い紫外線となります。しかし夏のイメージが強い紫外線ですが、実は4―5月が最もピークとなります。1年を通して、日頃からしっかり紫外線対策をしてお肌を守りましょう。

感染委員会　有満