研究会の概要

目的

北河内地域とその近郊病院や診療所が連携して、入院中に心不全と診断された患者さんの生活背景を含めた情報を登録する。その予後を追跡調査することでReal worldでのデータを蓄積し再入院回避と予後の改善を目指す。

対象患者

北河内地域の協力病院で入院時および入院中に心不全を来した患者を対象とする。心不全患者の診断に関してはFramingam基準に従う。

登録内容

観察、問診および検査を実施し、そのデータを本研究に利用する。これらは全て日常診療で実施される項目であり、その頻度も日常診療と同等である。ただし、患者背景の特別な問診においては患者の同意の下で任意の回答とする。

対象期間

2015年4月1日から3年間の登録期間(予定症例達成のため2017年8月で登録終了)6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月、36ヶ月の予後の追跡を行う。

レジストリ運営方法

北河内心不全レジストリ(KICK OFF Registry)研究会を設置し運営を行う。