特色と強み
心不全は、冠動脈疾患、弁膜症、高血圧、不整脈などいろんな原因で発症し、薬物治療や カテーテル、デバイス治療など原因に応じた治療を行います。 頻度は少ないですが、心サ ルコイドーシスや心アミロイドーシスの治療も行っています。
【再入院予防への取り組み】
心不全は入退院を繰り返す病気で、再入院のたびに心機能や体力が低下してしまうため、再入院予防が重要です。このため毎週「心不全多職種カンファレンス」を行っています。
退院後、早めに増悪に気付き、病院を受診して頂くことが再入院予防につ ながるため、「レインボー手帳 (心不全手帳)」 を配布して、自宅で体重を記録するセルフモニタリングを患者さんに推奨しています。心不全患者さんの半分以上は後期高齢者であり、 服薬状況や生活状況を踏まえて治療を行うことも大切です。このため、レインボー手帳を 使って、かかりつけ医・調剤薬局の薬剤師さん・訪問看護師さんと連携しながら再入院予 防にも取り組んでいます。