SAS(睡眠時無呼吸症候群)外来のご案内
それ、ただのいびきじゃないかもしれません
― 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の専門外来があります。
1. SAS(睡眠時無呼吸症候群)とは
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)は、眠っている間に何度も呼吸が止まる病気です。特にいびきが大きい、日中の強い眠気がある、起床時に頭痛がするなどの症状がある場合、SASの可能性があります。放置すると高血圧や心疾患、脳卒中などのリスクが高くなったり、居眠り運転につながる恐れがあるため、早期の診断と治療が重要です。
2. こんな症状はありませんか?
- よくいびきをかくと言われる
- 睡眠中に呼吸が止まっていると指摘されたことがある
- 朝起きても疲れがとれない• 日中に強い眠気を感じる
- 集中力や記憶力が低下した気がする
→ 1つでも当てはまる方は、SAS外来の受診をおすすめします。
3. 検査の流れ
STEP1:外来受診
まずは問診・生活習慣・症状の確認を行います。
必要に応じて全身検査(血液検査・心電図・エコー・CTなど)をご案内します。
STEP2:簡易検査(ご自宅で実施)
携帯型の検査装置を使用し、ご自宅で睡眠中の呼吸状態を測定します。

STEP3:精密検査(ポリソムノグラフィー)
簡易検査で異常が疑われた方には、当院にて1泊入院による精密検査を行います。

<年度別の検査数>
| 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | |
|---|---|---|---|---|---|
| SpO2 | 444 | 415 | 373 | 422 | 485 |
| 簡易検査 | 89 | 97 | 70 | 73 | 115 |
| ポリソムノグラフィー | 8 | 6 | 11 | 6 | 19 |
4. 治療について
SASの治療は主に以下の方法があります。
- 生活習慣の改善:体重管理や禁酒、睡眠姿勢の工夫などが重要です。
- マウスピースや手術による対応(軽症例など)
- CPAP療法(経鼻的持続陽圧呼吸療法): マスクを使って気道を広げ、無呼吸を防ぎます。効果が高く、多くの患者さんが使用しています。
<当院での医機器別の治療者数> CPAP 149名, ASV 13名 (2025年7月)

5. 受診のご案内
- 診療科:循環器内科(必要に応じ耳鼻咽喉科・歯科口腔外科とも連携)
- 予約・受付:電話で「SAS外来希望」とお伝えください
- 紹介医の先生へのお願い:紹介状をご準備いただければ初診がより円滑になります
