・虚血性心疾患(急性心筋梗塞、狭心症)

 診療担当表はこちら

~ 当院は365日24時間緊急でカテーテル治療ができる体制です!~

 

虚血性心疾患とは?

虚血性心疾患は、心臓に血液を供給する冠動脈が動脈硬化などにより狭くなったり、詰まったりする病気です。代表的なものに心筋梗塞や狭心症があります。
高血圧、高コレステロール、糖尿病、喫煙などが動脈硬化のリスクを高めます。

 

虚血性心疾患の症状

  • 胸の圧迫感
  • 胸が締め付けられる
  • 息が詰まる
  • 顎や首、歯、肩や背中、腕などに痛みが広がる (放散痛)

注意すべき症状
突然の胸痛が15分以上続く場合や、冷汗や吐き気、気を失う症状がある場合は、急性心筋梗塞の可能性があります。命に関わるリスクが高いため、すぐに救急車を呼び、早急に検査と治療を受ける必要があります。

 

治療について

虚血性心疾患の治療は、主に「薬物治療」と「カテーテル治療などの血行再建」の2つに分かれます。

  • 薬物治療:安定されている狭心症の患者さんでは、まず薬物治療が優先されます。冠動脈を広げる薬や、痙攣を抑える薬、血流を改善する薬、コレステロールを下げる薬、血栓をできにくくする薬などを使用します。
  • 血行再建:薬物治療でも症状が取れない場合や、不安定狭心症や心筋梗塞など緊急で血流を再開させる必要がある場合に行います。治療法には循環器内科で行うカテーテル治療と、心臓外科で行うバイパス手術があります。

当院ではカテーテル検査の際に治療可能であれば、そのまま同時にカテーテル治療を行うことができます。これにより、患者さんの負担を軽減し、迅速な対応が可能です。

カテーテル治療では、バルーン(風船治療)やステントで狭窄した血管を広げ、血流を改善します。

 

当院でカテーテル治療を行った急性心筋梗塞の一例

kyoketu_sutent.jpg

kyoketu_sutent_2.jpg強い動脈硬化のため高度に石灰化を来した病変に対して、ロータブレーター(石灰化病変を削るダイアモンドのドリル)やショックウェーブ(石灰化病変を破砕する衝撃波)などを用いて治療することもあります。

3本の冠動脈の複数カ所が狭くなったり閉塞をしている場合や、カテーテルで治療することが困難と考えられる場合は、心臓血管外科医師に相談し当院でバイパス手術を行います。
循環器内科と心臓血管外科が密な連携を保ち、患者さんの病状、生活背景、全身状態も考えて最適な治療を行います。

 

カテーテル治療の後の生活

治療後も再発を防ぐために、以下の生活習慣の改善が重要です

  • 高血圧や糖尿病、脂質異常症の管理
  • 運動 (有酸素運動、低強度の筋力トレーニング)
  • 禁煙・節酒
  • 適切な体重管理

当院では、心臓リハビリテーションを行いながら、薬剤師、看護師、栄養士、理学療法士、臨床工学技士、健康運動指導士など、さまざまな専門スタッフがサポートします。

当院の特徴

  • 24時間365日緊急でカテーテル治療と集中治療ができる体制です
  • 急性心筋梗塞の入院は1~2週間、狭心症の入院は3泊4日です。
  • 入院が必要と判断された場合はできるだけ早期に入院できるよう調整しています。早期発見早期治療に努めています。

 

診療実績

2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
緊急カテーテル治療(件) 126 119 158 209 236
全件カテーテル治療(件) 284 307 378 485 563

 

施設認定

日本心血管インターベンション治療学会研修施設

 

胸部症状でお困りの方は、かかりつけ医の先生とご相談の上循環器初診外来を受診してください。症状が強い時には躊躇なく救急車を要請してください。