1. 血管内治療とは
カテーテルという細い管を使って血管の中から治療を行う方法です。大きな切開をしない「低侵襲治療」のため、体への負担が少なく、回復も早いのが特徴です。外科手術と比べて高齢の方や持病のある方にも行いやすい治療です。
2. 主な症状
以下のような症状がある方が治療対象になります
- 歩くと足が痛くなる(間欠性跛行)
- 足先の冷えやしびれ
- 足に潰瘍や壊疽(皮膚が黒色や暗褐色に変色する状態)がある
3. 血管内治療を行う病気
- 末梢動脈疾患(PAD)
- 下肢動脈硬化性疾患 (LEAD)
- 腎動脈狭窄症
- 透析シャント不全
- その他血流障害をきたす血管疾患
4. 治療の流れ
1.局所麻酔でカテーテルを挿入(多くの場合、足の付け根、肘、手首から)
2. レントゲンを見ながらカテーテルを目的の血管まで進める
3. バルーン(風船)やステントを使って血管を広げる
4. 止血する
当院で血管内治療を行った閉塞性動脈硬化症の一例

5. EVTのメリット
- 体の負担が少ない
- 再治療や追加治療にも対応しやすい
- 入院期間が短く、早期の社会復帰が可能
6. 当院の特徴
当院では、循環器内科・放射線科・心臓血管外科がチームで連携し、患者さま一人一人に合わせた安全で質の高い血管内治療を行っています。
7.診療実績
| 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 |
|---|---|---|---|---|
| 27件 | 28件 | 33件 | 52件 | 70件 |
